遊星の「マインドフル」で生きる人生

当ブログを訪問してくださりありがとうございます。遊星です。私は、10代にして神経症、うつ病を患い苦しみに苦しみ抜いた果てに、「マインドフルネスストレス低減法 (MBSR)」と呼ばれる「生き方」に出会いました。当ブログでは、MBSRと神経疾患を絡めた記事や、単に生活していく中で気づいたことを書いていきたいと思っています。このブログを読んでくれた方が少しでも楽になれば、これほどの喜びはありません。

運動でうつ病を吹き飛ばせ

みなさん、こんにちは遊星です。久々にいい天気だったので、クロスバイクで20Kmほど走ってきました。気持ちよかったです。

 

精神疾患の治療において、身体を動かす運動などはやはり必要だなと今日改めて思いました。運動をするといいことだらけです。まず筋力がつく。うつ病の人は寝たきりや家に引きこもっていたりすることが多いので、健常時と比較して筋力が落ちていることが多いです。すると、少し動こうとするだけでもしんどいので、ますます動かなくなってしまいます。そこで、筋力をつけることで、動くのが楽になり家から出ることの助けになるのです。また、運動をすることで身体の代謝が活発化して自律神経の安定化につながります。うつ病の人は例外なく自律神経のバランスがおかしくなっているので、そこに歯止めをかけられるわけですね。そして、マインドフルネスで重要な「注意の分散」にも運動は貢献します。運動中は夢中になっているので、「うつ病が辛い」現実に固着していた心が、少しだけ疲労などの「身体の感覚」へと向きます(マインドフルネスな状態)。運動後は、また元に戻ってしまうのですが、運動をコツコツ続けていると段々と「マインドフルネスな状態」の持続期間が延びていきます。これが、うつ病治療に繋がるのです。

 

以上のように、適度な運動はいいことだらけです。うつ病で動けないという方は、少しだけ頑張って運動をしてみると、世界が変わってくるかもしれません。